車というのはほとんどの大人にとって生活必需品ですよね。その中でも、生活環境が変わったり、家族構成が変わったりと人生の中で大きな変化がある時には車の購入や買い替えがあると思います。
今回はその中でも、人生で初めて購入する車の僕なりのおすすめを書いていこうかなと思います。ちなみに僕は自動車関係の会社等との関わりは一切ありませんからどこにも忖度することなくお伝えしますね。
購入の前に考えておくこと
予算を決める
車は金額が高いので自分の収入や貯金額に見合ったものを購入しないと大変なことになります。
特にローンの場合は月々の支払いがあるので、給料から生活費を引いたときに余裕をもってローンが支払える車選びをしましょう。(僕は3台目の車の時にローン地獄を経験しました。)
いつから車が必要なのか
最初はここです。例えば大学卒業して4月から新社会人になる時とか、家族が増えるから車が必要だとかですね。車が必要な時期を明確にするとそこから逆算して行動に移すことができますね。
新車か中古車かを決める
新車か中古車両方にメリット・デメリットがありますよね。ここでは簡単に説明しますね。
新車 | 中古車 | |
メリット | 新しい(誰も乗ってない) 最新の機能がある 保障の充実 | 値段が安い 気を使わなくていい 同じ車でも選択肢が多い |
デメリット | 値段が高い ディーラーとの関係が切れない 走行実績がない | 自分の前に乗っていた人がいる 最新の機能がない 保障が短い |
赤字にしたところは僕が実際に体験した部分です。別の機会に詳しく説明します。
使用目的に合った車選びをする
例えば通勤に使うのならば、維持費が安い軽自動車がいいですよね。家族旅行に行きたいなと思っているなら、1BOXやSUVなど快適な機能がある車が適しているでしょうね。
ボディタイプや普通車・軽自動車など目的に合う車を選びましょう。
◆新古車ってなあに?
簡単にいうと中古車と新車の中間に位置づけられる車のことです。まあ、誰も乗っていない中古車です。具体的にいうと、車として登録されている(車検取得)が、走行距離がほとんどない車を指します。ほかの中古車と比べると新車同等のスペックを保っているものです。新車が欲しいけど高いなあと思っている人にはピッタリかと思います。しかし、すでに車検を取得しているので購入の時には次回車検が3年以下になっているものもあります。また、色や装備・オプションなどもすでについた状態ですので、ほしい装備がない場合や逆に要らない装備がついていることがあります。
同じ色、同じ装備の車はあまり出てきませんので、これだと思ったら即契約しないと次の日に売れてしまっている、、ということもよくありますよ。
新車であれば通常1-2か月くらい納車に時間がかかります。人気車種などになると3-6か月待ちなどもありますからね。中古車なら大体1-2週間ほどで納車できると思います。新古車も中古車同様に新車より納車は早いですよ。
※3月4月は中古車も購入依頼が増えることで納車が遅れることもあります。
契約までにしておくこと
購入前にいろいろ考えすぎて頭がパニックになった方もいるのではないでしょうか?でもまだまだ序の口ですよ。ここから契約になるのです。実際にお金が飛んでいくのです。じっくりいろいろ検討して最良の1台をゲットしましょう。
購入予定時期や車種が決まったら、新車と中古車で行動が変わります。
お店に行きましょ
新車編
新車なら基本的には家の近くのディーラーに行くといいです。購入したディーラーとはその後の付き合いがありますから。家から近いにこしたことはありませんね。新車はディーラーによって値段が違うことはありませんし、オプション等の装備もどこでも同じですからね。一つだけディーラーでも違うところがあります。それは「値引き額」です。そのことについては後でお話しします。
中古車編
購入予定時期や車種が決まったら車屋さんにゴー!!ではなく家でできることがあります。それは中古車・新古車であればカーセンサーやgooなどで何となくの相場を知ることです。
ここでは、車種や色・販売地域に限定して詳しく車探しをすることができます。希望の車が近所にあればその店にゴー!というわけです。家の近くの車屋に直接行くのはお勧めしません。なぜなら、希望の車があるとは限らないし、絶対に「注文すればすぐきますよ」など営業トークをかまされて断り切れず購入してしまう可能性があるからです。
試乗しよう!
新車なら、絶対に試乗しましょう。見た目よし!中身よし!だけど運転しにくいという車はたくさんあります。ちなみに僕はミニクーパーに乗ったときに運転しにくいなと思ったことがあります。展示車に座るだけでなく、必ず試乗しましょう。ディーラーのサイトにアクセスすると試乗車がどの店舗にあるかわかるようになっています。もしわからない場合は電話すると教えてくれますよ。
見積もりを取ろう!
見た目よし!中身よし!運転しやすい!運命の車に巡り合ったら見積もりをもらいましょう。
新車編
最低でも2店舗で相見積もりをするといいと思います。ただ、ここで気を付けてほしいのは相見積もりは1ターンまでにしたほうが絶対いいです。値段競争になるとディーラーマンも人間ですので売りたいという気持ちが失せてきますし、今後様々なことでお付き合いがある中で「値切ってくる人・面倒な人」というレッテルを張られてしまいます。新車ですと点検や車検などで年に数回顔を合わせます。ですからお互いに気持ちのいい関係性を保っておくほうが値引き額より大切ではないかと僕は思います。
中古車編
中古車は基本的に仕入れに利益を乗せた額を提示して展示していますから値引きは期待しないほうがいいです。ですが1回くらいは交渉しましょう。値引きはなくても、コーティングなどなにかおまけがあるかもしれません。
見積書といっても数字がたくさん並んでいて何がどの費用なのかよくわからないっていう人多いんじゃないかなと思います。ですので、ここだけ見ておくといい項目をお伝えします。
・納車費用
これは納車の時に洗車をしたり、最終点検をしたりする費用です。だいたい1万円くらい
なんですが、高いですよね。交渉で減額もしくはサービスに変更してもらえる可能性があります。
・車庫証明手続代行費用
軽自動車の場合は不要ですが、普通車の場合は車庫証明は必ず必要です。車庫証明は自分で取得することができます。自分ですれば節約になりますね。
※僕は昔、軽自動車の見積もりなのにこの費用が入った見積書を見たことがあります。車業界の闇。。
・希望ナンバー手数料
希望ナンバーは自分で予約して取得できます。4100円(ナンバー代込み)ですが、販売店では15000円くらいの費用が発生します。自分ですれば、こちらも交渉で減額もしくはサービスに変更してもらえる可能性があります。
※まだまだ詳しく見るところはありますが、また別の機会に詳しくお伝えします。
そして、契約!
ついにここまで来ました!長かったですね。あとは勇気と印鑑だけですね!契約の際には必要書類があります。基本的に車検証や名義変更に必要な書類は販売店が用意してくれます。購入者が用意するものはそんなに多くありませんが以下のものは必要ですので用意してくださいね。
実印
印鑑証明に登録済みの印鑑を用意しましょう。軽自動車の場合は認印で大丈夫。(軽自動車舐められすぎだろ)
印鑑証明書
実印と同じ印影の印鑑証明書を用意しましょう。軽自動車は住民票でオッケーです。
車庫証明書
普通車の場合のみ必要です。軽自動車必要ありません。
ついに納車!
前述のとおり、新車であれば通常1-2か月くらい納車に時間がかかります。人気車種などになると3-6か月くらい。中古車・新古車なら大体1-2週間ほどで納車されます。納車の方法は家まで販売店の方が持ってきてもらう方法が1つ、もう1つは販売店に行って納車する方法です。初めての場合は持ってきてもらう方がいいかもしれませんね。ただし、家に納車する場合は費用が掛かることがありますので注意してくださいね。
で?おすすめの車はなんなの?
おっと、冒頭のお話をすっかり忘れていましたね。僕の経験からしておすすめの車は?と聞かれれば「ホンダのN-BOXのボディ色は白か黒、走行3万キロもしくは10万キロ以上の中古車」と答えています。
1つに中古車の台数が多い。ということは自分の求めるボディ色や装備のものが売られている可能性が高いですよね。
2つめに、事故の時に中古部品が充実しているので安く修理できる。もし事故って部品交換するときに新品部品と中古部品では修理費が全然違います。何かの時に中古部品がたくさんある車は有利です。そして、流通量が多い白か黒だと中古部品の点数が多いです。
3つめに、N-BOXなら売る時に値段が付くかもしれません。基本的に中古車の場合は乗りつぶす前提で購入することが多いと思いますが、N-BOXの様な人気車種は走行距離が伸びていても価値があり売却の際に値段がつくかもしれません。しかも一般的に人気な白か黒だとさらに値段がつく可能性が上がります。
なぜ10万キロ以上?と思う方もいるかもしれません。また別の記事にまとめますのでよろしくお願いします。
以上のことから僕がおすすめする初めての車は
「ホンダのN-BOXのボディ色は白か黒、走行3万キロもしくは10万キロ以上の中古車」
ということでした。どうしてもN-BOX以外でと言われたら、タント・スペーシアですかねぇ。結局はトールワゴン一択てこと!僕は趣味じゃないので買わないけどね。
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