ヴェゼルって貧乏人の乗る車なの?5年乗ってみての感想をぶっちゃけます。

最近僕のブログに毎日1人以上のアクセスがある日が続きうれしい限りです。これからも多少有益な情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします。グーグルアナリティクスに加えてサーチコンソールも見るようになって、ヴェゼルのオイル交換の記事がグーグル検索の30位くらいになっているのを発見し「お!僕の記事も有名になったな!」とか思っていたのです。その記事がどのように検索されたのか調べてみると【ヴェゼル 貧乏人だったんです。びっくりですよね。「えー?300万円の車って貧乏人買わないじゃん」とか思ったのも束の間。「貧乏人の車ではないけど〇〇〇だよね。」と思ったのも事実。約5年ヴェゼルに乗ってみて感じたことをいつものように自動車業界となんの癒着もない僕がお話していきましょう。

ヴェゼルってどんな車?

欧州ではHR-Vという名前で販売されています

販売開始されて結構経ちますが簡単にスペックなどをおさらいしましょう。
ヴェゼルはホンダの小型SUVですよね。今はSUVブームで各社から販売されています。その中でも、クーペスタイルなどを取り入れ現代の車のデザインですよね。
ハイブリッドやガソリン車、4WDなどユーザーの選択肢が多くあるのも特徴ですね。

今流行りのSUVってどんな車よ?

カクカクしたやつ大好き

SUVというのは、スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略称です。
いやいやそれでもよくわからん。
簡単に言うと、様々な状況にも適した特徴や装備を持った車で、街乗りでも乗りやすくちょっとしたレジャーでも使いやすい車ということです。使用用途の幅が広く使えるスポーツ車という意味です。

ということは超万能車じゃん。世界中の車全部SUVにした方がいいでしょ?
と思うじゃないですか。
しかし、そうではありません。ヴェゼルでオフロード走れますか?ヴェゼルで筑波サーキット走れますか?ヴェゼルでキャンプできますか?ヴェゼルに乗ってる国会議員がいますか?・・・。

ヴェゼルに限った話ではありませんが、最近のSUVは多目的な車であって五角形のグラフや通信簿があればオール2か3の車ということです。上記しているオフロードやキャンプなど活躍できなくはないけどそれ専用に作られた車には勝てっこないよねといった感じ。何かに突出した性能はありませんがどんな状況でも平均点出しますみたいな。
しかしながら、最近流行っているSUV通信簿オール2どころかコンパクトカーと性能は一緒。言ってしまえば側だけ四駆車っぽくてその中身はほとんど乗用車いうだけです。

SUVと四駆車って何が違うの?
SUVというとヴェゼルやハリアーなど乗用に重きを置いているタイプを思い浮かべると思います。四駆というとランドクルーザーやパジェロなど乗用もできるオフロード車という感じですかね。SUVと四駆ってもともとは同じ意味だったのですが、今となっては思い浮かべる車のイメージ違いますよね。

SUVというカテゴリの中のヴェゼルの位置とイメージ

現在地を知るのは良いことだ

ヴェゼルって販売当時は小型SUVというくくりで女性でも取り回しがしやすいSUVといううたい文句でした。(現在ではヤリスクロスなどもう一回り小さいSUVがあります。)

販売当時のライバルはCX-3・JUKEでした。その中で当時、価格は安いし外観・性能はそこそこいいイメージ。それと当時、日産はいろいろ問題があったし、マツダは中小企業だし、トヨタは手ごろなSUVないし、ホンダならヴェゼルしかないか。みたいな。

※CH-Rに関してはヴェゼルの販売から数年してからの販売開始だったので当時のライバルからは除外しています。

よく「CH-Rよりヴェゼル売れてるもん!」とドヤっているヴェゼルユーザーいますが、トヨタにはSUVの車種がたくさんあるので販売台数が散るんですよね。(SUVだけでも、ハリアー・RAV4・ヤリスクロスなどなど)
もしトヨタにCH-RしかSUVのラインナップがなかったらヴェゼルより売れてると思います。ヴェゼルが売れたのはホンダには他にSUVの車種がありませんでしたよね。それも原因の一つだと思います。(現在は一回り大きいCR-Vがあります。)

負のイメージを加速させる充実(?)装備

時にはあきらめも肝心なのよ

SUVだけど価格を抑えるためにやらないといけないことは専用設計にしないことと充実装備を無くすことです。僕も所有した時には気が付かないことも1年乗れば気が付くことがたくさんありました。僕がヴェゼルに対する不満をお知らせします。

内装はほぼフィット!

外装はかっこいいですよ。うんうん。ただ、外装以外はフィットです。ダッシュボードとセンターコンソール周りが少し違うだけで他は一緒ですからね。前席パワーシートないし、オートテールゲートもないし。。。

エンジンが非力すぎる(あとエアコンも)

エンジンもフィットと一緒です。1.5Lエンジン自体は悪くないんですが車重が200㎏重いヴェゼルには非力です。高速道路の上り坂なんかは「もう少しパワーほしいな」と毎回思います。ちなみに後期モデルには1.5Lターボが設定されました。
もう一つはエアコンです。おそらく容量はフィットと一緒だと思うのですが、車重と同様に空間もフィットより広くなっているはずなのに容量が一緒だと真夏なんか冷えるわけありません。

後部座席の乗り心地が悪すぎる

ちょっと専門的な話になるんですがサスペンションの形状が残念なんです。当時ヴェゼルと購入比較していたのはマツダのCX-5で試乗するとCX-5の方が乗り心地が良かったです。よくよく調べてみると、ヴェゼル後ろのサスペンションがトーションビームという形状で軽自動車とかコンパクトカーに採用されるサスペンションなんですよ。ここもフィットとおなじかよっていうね。

装備の割には?

イメージの崩壊

挙げればきりがないのでこのくらいにしておきますが、基本的にヴェゼルはフィットにSUVのボディを乗せただけです。プラットフォーム(基本設計)が一緒ですか当然ですが。そう考えると値段高くない?という疑問が出てきます。

しかし、そんなことは普通の人にはわからないことです。普通の人はボディサイズ・外装・内装・値段くらいしか判断基準はありませんからね。JUKEは外装攻めすぎだし、CX-3はちょっと小さい、CX-5はちょっと大きい、ヴェゼルちょうどいいみたいな。そこをうまく突いたホンダが素晴らしいのでしょう。

ヴェゼルはSUVというと販売価格が高いというイメージの中、手ごろな価格設定と最近流行りのデザインが好評でコンパクトカーを買うような感覚で手に入れることができたということ。
売れすぎたというか手が届きすぎたが故にヴェゼル=貧乏人の車といわれるようになった原因なのではないかと思います。

じゃあなんで乗ってるの?

なぜなぜ?

以前の記事のタイトルになっている通りヴェゼルはうちの奥さんの車なんですよ。軽自動車から買い替えるときにSUVがいいということになって当時、比較基準だった車を全部見て結局ヴェゼルになったわけです。
所有も奥さんだし、支払いも奥さんなんで僕の意見はそこまで言ってないんですよね。それ奥さんは車が趣味ではない普通の人なんで「サスペンション形状が」とか「車重が」とか言っても通じませんから(笑)

というわけで「なんで乗ってるの?」と聞かれれば「僕の車じゃないから。家にあるなら乗るでしょ。」ということですね。

さいごに

解決?

いかがでしたか?【ヴェゼル=貧乏人】の僕なりの考えをお話ししました。ボディサイズ・外装・内装・値段や装備などつらつら言っていましたが、結局「ホンダすげえ」なんですよ。全部ちょうどいい具合にやってますからね。ヴェゼルとN-BOX売りまくってS2000の後継車を作ってください(笑)

【ヴェゼル=一般人が乗れるギリギリのSUV=貧乏人の車】という推測です。ありがとうございました。また次回。

※最近はヴェゼルより安価なSUVが販売されているのでこのイメージも薄くなっている可能性があります。(真面目か)

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